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ツアーでは味わえない個人旅行の良さは、
なんといっても興味があることに絞って観光できること。
とは言え、いつも娘の後ろ盾があってこそ可能になる訳ですが・・・。

かつて、ドイツは自由都市や領邦国家の集まりだったため、
中小規模の観光都市が多く、それぞれが個性的な文化や歴史を有しています。
訪れる地ごとに、また違うドイツに会える楽しみもあります。


聖アポステル教会(ケルン)
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ロマネスク様式のローマカトリック教会で、9世紀創建。


ミノリーテン教会(ケルン)
15May437.jpg
13世紀創建のカトリック教会です。

町中にひっそりと佇むこれらの教会は、
威風堂々とそびえたつケルン大聖堂とは対照的でした。
歴史ある建物とお洒落なショッピングストリートが調和を保ち、
古いものと新しいものが共存していました。


では、これからはドイツで見聞きしたことなどを、
少しご紹介いたします。

ドイツの名車
BMWは1913年にミュンヘンで創設されました。
BMW博物館には、
今まで製造された120台以上もの車両が展示されているそうです。

因みに、BMWのマークは、
航空機のエンジンメーカーとしてスタートした会社だけあって、
プロペラをイメージしているとのこと。
マークにはバイエルン州の旗と同じ
白と青色が使われています。

ミュンヘン市内にはベンツの展示場もありました。
ベンツが生まれたのは、ミュンヘンではなくシュトゥットガルトの街。
当初の計画では、展示場は結構インパクトのあるものだったようですが、
ミュンヘンはBMWの本拠地のため計画がかなり変更され、
地味なものになったと聞きました。

街中には、BMW、ベンツ、フォルクスワーゲンなど、
ドイツのトップブランドの車が溢れていました。
タクシーもほとんどベンツ。車好きの人にはたまらない光景だと思います。
日本車など外国の車は、ほとんどといっていいくらい見掛けませんでした。
こんなところにも、自国の産業を守るドイツの手堅い経済政策を、
見た気がします。


ドイツのトイレ事情
レストランや美術館は無料ですが、
公衆トイレは、基本的に有料(50セント)です。
スーパーマーケットなどには、トイレおばさんがいて、50セントを支払いました。
日本に住んでいると、
こんな風にお金を支払ってトイレに行くなんて考えられないことですが・・・。


ドイツの森のお話
ドイツはEUで初めて、動物を保護する憲法を制定した国として知られていますが、
なんと、ドイツの森にはクマが一頭もいないのだそうです。
制定以前なのでしょうか、クマを全て捕獲してしまったと聞きました
ドイツのシュタイフ社のテディベアは有名なのに・・・。

ドイツ南部の森には、クマより怖いものがいるそうで、
小さな「ツェッケ、(マダニ)」が人間を脅かすそうです。
夏には森や草原でマダニに刺されることがあり、
予防注射もあると聞きました。

近年、日本でもマダニの被害を耳にするようになりました。
山から里に下りてくる野生のシカや猪に付いて来て、
農作業中に刺されてしまう方がいるようです。
動物を取り巻く自然環境の変化から、
これからも様々な問題が起きてくることは否めません。

ドイツの治安
一昨年、フランスのモンマルトルの丘では、
目の前でスリ集団が駆け抜けていくのを目にし、
とても怖い想いをしました。
ヨーロッパ諸国の中では、ドイツは比較的治安が良く、
今回の旅行も何事もなく楽しめました。
ただ、近年トラブルは増加傾向にあるので、注意は必要です。


今回の旅で勇気づけられたことがありました。
ノイシュバンシュタイン城を観光した際、出会ったご日本人のご夫婦。
80歳近い年齢なのではとお見受けしました。

途中まではバスで行くことができる観光名所ですが、
バスを降りてからも傾斜がきつく、
ご主人の車いすを押すのは小柄な奥様にとって、
かなりの負担になったと思います。
急坂を一生懸命押されていたので、娘が見かねて声を掛けると、
素直に好意に甘えてくださいました。

もし、私たち夫婦がこんな状況だったら、
海外旅行はおろか、日本の観光地でさえ行けないと、
諦めてしまうかも知れません。

ご夫婦のことを当日お世話になったガイドさんに言うと、
最近は、透析しながら旅行を楽しめる「海外ツアー」まであると
教えてくださいました。
例え色々な病気や障害を抱えていても、
旅行へ行きたいという希望に対応した旅行プランがあるって素晴らしい!
体の不自由があっても自分自身でバリアをはらずに、
周囲の人たちの手助けを素直に受け入れ、
柔軟に前向きにトライされる姿に感動しました。

昨年は、私の体力ではもう欧州旅行には行けないだろうと、
落ち込んだ時期もありました。
苦手な運動を始めてから半年。
お陰で体力がついてきたのか、
今回の旅は心から楽しむことができました。

体力と気力が充実するって、
こんなに気持ちも前向きになるし、幸せなことなんですね。
ここ数年忘れていたように思います。

帰国後、旅の疲れも出さず
せっせとブログの更新をする私のことを、
娘もお嫁さんもとても喜んでくれています。
素直に喜んでくれるお嫁さんと、
専属ツアーガイドを務めてくれた娘、
そして、お留守番役の主人にも感謝感謝!

私のつたない文章では、
楽しさを十分に伝えることはできませんでしたが、
ドイツの旅に最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました。

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